サッカーチームトレーナーの体験記(PRO)

サッカーを中心に働くトレーナーの体験談を参考に皆さんに勇気を与えたい!

「夏の合宿 再び死角を作った2日目」高校サッカーサポート 山梨合宿編

みなさんどうも!

 

今回は

「再び死角を作った2日目」と題して進めていきます!

 

学びのある1日目が終わり2日目へ

 

2日目のスケジュールは

午前:練習試合

午後:練習試合

のハードスケジュール

 

1日目の失敗をもとに

僕は2日目は1日目の失敗をもとにさらに気合い入れて挑みました。

そんな気合を打ち砕くかのようにこの日も事故は起こりまくりました笑

 

ざっと振り返ると

午前:怪我人1人

午後:怪我人2人

駆け出しトレーナーだった僕はもうテンヤワンヤです。

 

具体的には

1人目は競り合いでジャンプした後、肩から落下し肩の重度打撲

2人目はGKでゴール前の混戦で足首を捻挫

3人目はゴール前の競り合いで手首の捻挫

 

怪我人が出たのは仕方ないのですが

この怪我人が出たときが問題でした。

 

そう

題名の通り、

そのすべてで再び死角を作り、受傷起点を確認できていなかったのです。

これはもうトレーナーとして致命的です笑

 

じゃあそのとき自分は何をしていたかと言うと

1人目のときは不意に目を話したスキに

2人目は1人目の処置していたスキに

3人目は2人目の処置をしていたスキに

 

100億BIGがあたるんかくらいの確率で事故が畳みかけるように起きました。

 

「受傷起点の把握で、その後の対処は7〜8割は決まる」

午後の試合が終了後、監督にきっぱりと言われました。

本当にそのとおりで

受傷起点を選手には聞きますが選手は痛みで覚えていなかったり、トレーナー側の経験がなければどのように受傷したかを具体例を出して聞き出すことは困難です。

 

僕もあとから理解できましたが、受傷起点がわかっていることによって

どの部分が損傷しているのか(打撲なのか、過伸張なのか、過収縮なのか、またその他か)をできるだけ詳細に推測することができます

それによって、病院へ受診するレベルなのかそうでないのかが大きく左右されると思います。

 

なので今後現場活動を進めていく方は

如何に死角を作らず全体を把握するか

をよーく考えて置くことが重要だと思います!

 

 

そうやって死角を自ら作ってしまい、事故に柔軟に対応できなかった2日目でした。

本当に思い出すのも嫌になりますが、それがあったからこそ今があるのだと強く感じております。

 

終わりに

今日のまとめとして

  • 死角は作らない
  • 受傷起点は見逃さない
  • 経験すること

 

です!

 

以上、「夏合宿 再び死角を作った2日目」でした!

 

次回は「夏合宿 死を覚悟した3日目」です!

 

お楽しみに!